アルテタが迎撃すべきガナーズの課題 #3
どうも、クレのたーです。
今回はグーナー友達のアーセナル記事です。今回で最終回のようですので、読んでない方は#1・#2もどうぞ。
課題3 中盤からの得点の匂い
こんにちは、少し間が空きましたが本日もアーセナルの話題です。今回はMFの課題になります。
今のアーセナルの課題として、第一回でウイング、第二回では右のサイドバックという風に、サイドにばかり集中しているように感じたアーセナルの課題ですが、しっかりと中央にも課題は存在します。
というか、これがなかなか結果に響いているような気がします、、、
まずは、現在のアーセナルの中盤のスカッドを確認してみましょう。年齢順に、エジル、ジャカ、トレイラ、セバージョス、ゲンドゥージ、ウィロック
頻繁に試合に出ているメンバーで言うとこの辺りになるかと思います。今シーズンここまで、この主力6人であげた総得点は僅かに2つのみです。
これには、昨夏退団したラムジーの不在が非常に大きく、(彼は昨シーズンは1人で4得点、その更に前の1718シーズンには7得点をあげています。)アーセナルは、点取り屋であるオーバメヤンが低調なパフォーマンスを見せると、途端に勝てなくなるという大きな弱点を抱えています。
この問題に関しては、そもそも現在のスカッドにおいて、得点を量産できるタイプのMFがいないのではないかと私は思います。エジルは得点よりもアシストで貢献するタイプ、ジャカは後方での組み立て、トレイラは守備という感じです。
やはりこのポジションは夏の補強が急務なようです。候補に関する言及はここでは避けさせて頂きます。アーセナルは特に補強への興味関心に関するニュースは多いので、、、笑
ただ、先程得点を量産できるタイプの選手がいないと断言していてなんですが、私が個人的に期待しているのはゲンドゥージです。
私は彼に対して、加入当初はロングレンジのパスが長所だと思っていました。しかし今現在、私の印象ですが、彼には時たま見せる『凄まじい推進力』が長所になりかけているように感じます。
シュート技術に改善の余地はありますが、box to boxの攻撃的MFへと変貌を遂げることも十分に可能であると考えます。
ロマンの域をでない意見ではありますので、確実な手は補強ということになりますが、私は何かと最近のアーセナルの若手には期待してしまいます、、、笑
今まで、アーセナルの課題について三つあげてきました。みなさんはどんな意見をお待ちでしょうか、コメントなど頂けたら幸いです。
また、普段は、『たんこぶ弁当』というふざけた名前ですが、Twitterもやってます。よろしければフォローお願いします(^^)
コロナでサッカーがない週末が続きますが、アルテタ監督の回復も含め、アーセナルの今後に幸多きことを祈りながら今回は締めさせていただきます。COYG
生粋のクレが思うバルサが抱える問題 #2
どうも、クレのたーです。
今回も前回に続きこれからバルサが向かい合わなければならない問題について語っていきたいと思います。
#1を読まれていない方はぜひそちらも読んでみてください。
問題2 ウイング問題
今のバルサが単調なサッカーになりがちな理由がこの問題にあると思います。
バルサの基本フォーメーションは伝統的に4-3-3です。ペップバルサ以降のスタイルではサイドバックが幅を取ることが当たり前となっていますが、やはりウイングによる仕掛けがないと攻撃が単調になりがちです。そういう理由からバルサのウイングには個の力で曲面を打開できるドリブルのできるウイングが適しています。
現在はメッシ以外に個の力で曲面を打開できるような選手がいません。今季はグリーズマンがウイングをやることが多いですが、ドリブルで仕掛けていくタイプではありません。
そういう観点でネイマールは最高の人材だったわけですが、パリに行ってしまいました。しきりにバルサ復帰の報道が流れていますがどうなんでしょうか。
コウチーニョはバルサのサッカーに適応できずに今季バイエルンにレンタルされています。バイエルンは買い取る気はなさそうなので、来季の去就は不透明です。個人的には好きな選手なのでもう一度バルサのシャツを着てプレーをして欲しいんですけど。補強資金が欲しいバルサですので売却が濃厚でしょう。
デンベレはいかんせん怪我が多く、戦力として機能していません。体質とバルサの練習メニューがあっていないというような情報も流れていましたが、実際のところはわかりません。デンベレの獲得にはかなりの大金を注ぎ込んでいますし、その交渉でドルトムントとの関係も悪化しました。彼が継続的にプレーできるようにバルサの医療チームには最善を尽くして欲しい限りです。好調時のデンベレのドリブルは華麗ですし、ポテンシャルは十分だと思います。
今年現れた新星、アンス・ファティはトップチームで今年デビューしたばかりです。まだ17歳と若くこれからが楽しみです。ですが直近においてチームを一人で救えるほどの実力があるかと言うとまだまだ実績や信頼が足りません。この半年ほどでクレの心を掴んで愛されている選手なので、ぜひメッシ先輩のプレーを間近でみて勉強し、将来のエースとなって欲しいです。
補強するとなると一流のウインガーが必要ですので多額の資金が必要異なります。どちらかと言うとストライカーのほうにお金を使いたいのでこの夏の補強は厳しいでしょう。
これらの状況を整理するとデンベレが怪我から完全に復帰し、継続的にプレーできるようになることが今の最善に思えます。デンベレはセメドとの縦関係がいい印象なので使うとしたら右ですね。メッシを真ん中に置いてグリーズマンは左でしょうか。ただスアレスも帰ってくるとデンベレはベンチになってしまうような気もします。
なかなか前線の選手全員を起用できる状況が今季ありませんでしたし、セティエン監督がどういうチョイスをするのかもわかりませんので、とにかく全員が怪我から復帰し元気にプレーしてくれるほかないですね。
今回はウイング問題について語っていきました。このポジションについてはこの夏の補強もないでしょうし、デンベレの復帰が実質的な補強になりますね。
ではまた次回お会いしましょう。
生粋のクレが思うバルサが抱える問題 #1
どうも、クレのたーです。
コロナウイルスの影響で欧州サッカーの試合はほとんど延期になっています。
そこで今回は、これからバルサが向かい合わなければいけない課題について数回にわたり語っていきたいと思います。
問題1 黄金期を支えた主力の高齢化による後継者問題
昨シーズンあたりから言われていることですが、ペップバルサ時代に黄金期を築いたメンバーの高齢化が著しくなっています。
彼らの正当後継者探しもうまくいっていないバルサですが、これからさらにこの問題は深刻化すると予想されます。
まあ、彼らほどのクラック(名手)の後継者となるとそうそうに見つかるなんてことはないのですが。
現在のチームにおいて三十路を迎えている主力メンバーはメッシ、スアレス、ブスケツ、アルバ、ピケです。
レオ・メッシ
言わずと知れた世界最高の選手。このギガクラックの後継者問題はここでは書き切れないほどの問題なので、またいつかの機会にやりたいと思います。メッシの引退はチーム全体の問題となりますゆえ。
ルイス・スアレス
いまだに世界でトップクラスの点取り屋である彼の後継者についても捜索は困難です。特にメッシとの阿吽の呼吸は彼だけのもので、なかなかいじりにくい部分でもあります。
私生活でも仲の良い2人の関係は、交代策において監督を悩ませる1つの大きな問題に発展してきています。
スアレスが怪我して以降、グリーズマンがストライカーの役割を引き受けてはいますが、グリーズマンは生粋のストライカーという感じではありませんので補強は必須でしょう。
ただ、スアレスは競争を歓迎するような発言もしているため、今夏獲得が噂されているラウタロ・マルティネスなど新加入するFWにはスタメン奪取の可能性はあるといえます。
セルヒオ・ブスケツ
バルベルデ時代末期にはパフォーマンスを落としていたブスケツですが、セティエン監督に代わり調子を取り戻しています。
バルセロナの心臓として長年ピボーテを務めてきた彼も代えのきかない選手の1人です。
昨夏にはブスケツの負担を軽減するために獲得されたフレンキー・デヨングもすっかりインテリオールとして定着していて、アヤックス時代のようにピボーテでプレーすることもなくなりました。
解決策の1つとしては、フレンキーをアヤックス時代のようにもう一度ピボーテで使うことです。推進力のあるドリブルがフレンキーの持ち味でブスケツにはない部分です。しかし、この特徴からポジションを空けて上がることも多いため、被カウンター時に一抹の不安が残ります。リスク管理を行ってくれるラキティッチのような選手をインテリオールに起用することで軽減されるとは思いますが、カウンターの芽を摘みまくるブスケツに比べると劣ります。ただ、このポジション変更が1番現実路線ではないかなと思うわけです。
もう1つはブスケツの代わりとなりうる選手の獲得です。昨年アトレティコ・マドリーからマンチェスター・シティへ移籍したロドリはブスケツと似た特徴を持つ選手であり、ブスケツの代役確保としてはぼく的に1番推したい選手です。シティはFFPの関係で来季以降の構想が不透明なので、安売りバーゲンなどが行われれば候補の1人だと思います。
ジョルディ・アルバ
バルサ不動の左ラテラルであり、メッシと強力なホットラインを築く彼の後継者探しもまた深刻な問題です。攻撃時の印象が強いアルバですが、実は守備面においての貢献度もかなり高いと思います。
最近は、年齢によるものなのかはわかりませんが怪我が多くなっている印象です。
ここ数年も控えとしてディーニュ、ククレジャ、ミランダなど外部やカンテラから左ラテラルの選手がベンチに座っていましたが、こいつが後継者だ!と言えるような選手は見つけられていません。現在の控え選手であるジュニオル・フィルポも燻っている印象です。特に守備面でのミスが散見されるためスタメンを安心して任せることはできません。ベティス時代の恩師でもあるセティエン監督の就任により状況が変わる可能性もあるため、まだなんとも言えませんが。
現時点では、獲得候補も挙がっていないためどうなるか不透明なポジションでもあります。
ジェラール・ピケ
最終ラインを統率するディフェンスリーダーである彼の後継者も未だに見つかっておりません。頭の回転がはやく、足の遅さを絶妙なポジショニングでカバーすることで長年バルサのディフェンスラインを支えてきました。足下の技術も素晴らしくまさにバルサのセンターバックのロールモデルです。また、前線まで上がって得点を狙いにいくエンターテイメント性も彼の魅力です。それで得点をとってしまうのがまたすごいわけですが。
現時点で最重要な補強ポイントの1つであり、夏に資金を投資する可能性は高いと思われます。
名前が挙がっているのは、インテルのシュクリニアルです。ただ、ラウタロも狙っているためインテルからの2枚獲りはかなり厳しいと思われます。
トディボは一応レンタル移籍ではありますが、来季もチームに帰ってくるかといわれると微妙なところではあります。
ウンティティの退団がしきりに噂されているためこれから動きが加速していくでしょう。
今回は後継者問題について述べていきました。
バルサはフットボールに対しての哲学がありますので、後継者については他のクラブに比べると難航する傾向があります。ただタイムリミットが迫っているだけにフロントには的確な動きを期待します。
ではまた次回お会いしましょう。
アルテタが迎撃すべきガナーズの課題 #2
どうも、クレのたーです。
今回もグーナー兼クレの友人にアーセナルの課題を語っていただいております。
前回の続きですので、読んでいない方は#1からどうぞ。
アルテタが迎撃すべきガナーズの課題 #2
こんにちは、昨日アーセナルの課題についての考察を致しました。本日は2つ目の課題について述べていこうと思います。
課題2 右サイドバックのクオリティ低下
アーセナルの課題といえばバックラインを思い浮かべる方はグーナー以外にも多いと思います。しかし私はその中でもRSBが最も危惧すべきポジションだと思っています。
まず第一に、ファーストチョイスでありアーセナルの中心選手であるべきベジェリンのパフォーマンス低下があげられます。
以前の彼は、圧倒的なスピードを生かしたカバーリングや、攻撃参加が武器の選手でした。
しかし、怪我から復帰後のベジェリンは復帰直後のチェルシー戦以外はあまりパッとしない印象でした。
特に、エメリ政権1年目にみせたクロス精度の向上は今のところ鳴りを潜めているように感じます。
まだ大怪我から復帰して万全のコンディションではなく、最近でも違和感を感じながらプレーしていたという報道もあるなど、彼の最終評価を下すのは時期尚早とも言えますが、彼のパフォーマンスが上向きアーセナルを代表する選手になることを祈るばかりです。
そして第二に、控えであるメイトランド=ナイルズが完全にやる気を失ってしまっている点です。
彼に関しては、アルテタ政権発足してすぐに偽サイドバックとしての覚醒の片鱗を見せ、グーナーを歓喜に沸かせました。しかしベジェリン復帰以降は出番を失い、ベジェリン不在時はソクラテスにスタメンを明け渡すなど、殆ど戦力外扱いです。
彼はアカデミー出身の愛すべき可愛い選手ではありますが、練習に遅刻を繰り返すなどの素行不良が目立てば退団もやむ無しかと感じます。
最後にニコラ・ペペとの連携によってアーセナルの右サイドが、欧州トップクラスの攻撃性能を発揮できる可能性がある、という点です。
現在アーセナルの右サイドの攻撃を司るのはぺぺです。ぺぺはその技術の高さから、常に複数人を相手にボールをキープする事な可能性な選手です。しかし、それ故にペペのところで攻撃がストップしアーセナルの攻撃が単調である原因となっています。
そのぺぺと攻撃において高い親和性を発揮できるRSBの存在が、ペペ自身の得点やアシストといったスタッツの向上などに繋がると思います。
以上の点からアーセナルのバックラインの中でも、右サイドバックのポジションは何かしらの強化が必要であると考えます。
今回は課題の2つ目について自分なりの意見を述べさせていただきました。自分なりの意見をお持ちの方はコメントを頂けると幸いです。
次回は中盤についての考察をしたいと考えております。
アルテタが迎撃すべきガナーズの課題 #1
どうも、クレのたーです。
今回は友達のグーナーに記事を執筆してもらいましたのでそちらを掲載いたします。
彼はグーナーであると同時にクレでもありますが、本記事ではアーセナルについての熱い思いを綴ってもらっております。
アルテタが迎撃すべきガナーズの課題 #1
こんばんわ、今回はグーナーとしてアーセナルついての考察を行なっていきます。
今シーズンのアーセナルのシーズン序盤は困難の連続でした。アーセン・ベンゲルの後任という難しい役割を担ったエメリが、2シーズン目の今季序盤から低空飛行のチームを立て直すことが出来ず解任。
ベンゲル時代の後期から緩やかな下降線を辿っていたチームの細い細い命綱が、プツンと音を立てて切れてしまったかのように思われました。
それでもシーズン途中から就任したアルテタは、監督初挑戦にも関わらず見事なまでに混乱を極めたチームを立て直しました。
しかしながら、まだまだチームとしてのクオリティが足りないのも周知の事実。
今回はアルテタ監督が今後迎撃すべきアーセナルの課題を紐解いていきたいと思います。
課題1 ウイングの攻撃力不足
今までのアーセナルは、サンチェスやウォルコット、さらに遡るとピレスやリュングベリと言った良質なウインガーを抱えるウイング富豪でした。
しかし、サンチェスを売却して以降アーセナルはワールドクラスと呼べるウイングをまだ手にできていません。
サンチェスとトレードでやってきたムヒタリヤンは、オーバメヤンとの連携を期待されていましたが、思ったほどの成果を残せませんでした。
イウォビは、曲面を打開する能力を持ってはいましたが、独力で得点まで持っていく破壊力という観点で力量不足を感じました。
現在のアーセナルのスカッドをみても、本色のウインガーと呼べるのは、高額な移籍金が足枷になっているニコラ・ぺぺと10代のサカ、マルティネッリの二人、そしてネルソンと言ったところです。
サカ、マルティネッリ、ネルソンの3人は将来性はとても感じますが、まだ調子のムラがあるなど若手としてじっくり育てていきたいと言った印象ですし、サカに関してはこのままLSBで大成しそうな雰囲気です。
ニコラ・ペペが本来の力を発揮できるようであれば半分は解決したと言える課題ではありますが、それでも左を若手だけに任せていては過密日程のプレミアで結果を残すのは厳しいでしょう。
今のアーセナルは、左にオーバメヤンを回すことでフロントスリーを形成することが多いですが、オーバメヤンはウイングとしては突破力に欠け、アシスト能力もほぼ皆無と言っていいでしょう。
このバランスの悪いフロントスリーを改善する事ができれば、今よりもさらに得点の香ばしい香りを醸し出してくれる事でしょう。
少し具体的な話をすると、左のウイングに、サカやティアニーといったクロスの得意なサイドバックと連携を取りながら攻撃ができ、守備にも献身的な選手を獲得する。マルティネッリの良きライバル兼お手本のような存在が望ましいです。
それによってオーバメヤンを中央で起用するといった形が理想的でしょう。
今回は課題の1つ目を紹介しました。
思ったより長くなりそうだったので、他の課題に関してはまた後日紹介したいと思います。
今回のウイングに関する課題について、自分なりの考えをお持ちの方はコメントにどんどん意見して頂くと光栄です。私の意見についての反論も遠慮なく、お待ちしております(_ _)
チャンピオンズリーグ ベスト16 2nd leg ライプツィヒ完勝の理由を探る
スパーズを破り躍進したライプツィヒ
どうもお久しぶりです。クレのたーです。
チャンピオンズでライプツィヒがスパーズを破りベスト8に進出を果たしました。
ライプツィヒを率いるナーゲルスマンは、チャンピオンズのベスト8に進出した最年少監督になりました。ライプツィヒはナーゲルスマンの掲げるサッカーを完遂しての勝利。
今回はライプツィヒ完勝の理由を個人の見解で語っていきたいと思います。
躍動したザビッツァー
試合はザビッツァーのドッペルパックによって大方の勝敗が決まった印象でした。特に二点目は素晴らしい走り込みからニアをヘッドでぶち抜きました。ラムジーを彷彿とさせるような得点でしたね。守備でのプレスバックも素晴らしくまさに現代型のボックストゥーボックス。この試合のMOMは間違いなくこの人でしょう。
ラングニック流の守備を進化させたサイドでの守備
この試合で度々見られたのがサイドでの特徴的な守備です。
ライプツィヒのサイドでの守備は図のようにダイヤモンドで囲い込んでプレスをかけます。ライプツィヒはこの守備を90分間通して実行していました。これはラングニック時代にも同じような守備をしていまして、その時は6角形で囲みボールを奪う守備をしていました。ナーゲルスマンはこれをダイヤモンドにしてコンパクトに進化させました。それによってボールを奪い取った後のトランジションにおいて逆サイドに人を残すことができていました。
主力を欠いたスパーズ
この試合でスパーズは多くの主力を欠いていました。
大きかったのがケインとソンフンミンの不在です。前線で高いレベルでボールを収めることができ、得点に絡むことのできるエースのケインがいなかったことはモウリーニョにとって大きな痛手だったでしょう。また、ドリブルで相手の守備を剥がすことのできるソンフンミンを欠いたこともズパーズが単調になってしまった要因の一つでしょう。ルーカス・モウラは推進力はありますが、ゴールに向かうプレーが少ない印象です。
選手の交代でも切れるカードがありませんでした。
まとめ
ライプツィヒのサッカーはゲームモデルが細かいところまで練られており非常に興味深いです。ナーゲルスマンのライプツィヒがチャンピオンズをどこまで勝ち上がれるか期待も膨らみます。
コロナの影響で欧州サッカーの雲行きは怪しいですが、なんとかシーズン再開して欲しいものです。
今回は初めてバルサ以外の試合の解説をやってみました。ではまた会いましょう。
ラ・リーガ エル・クラシコ 感想
ベルナベウで敗戦し首位を譲る
どうも、クレのたーです。
首位攻防戦となっていたエル・クラシコは、レアル・マドリーが2-0で勝利を収めました。
これによりリーガの首位は1pt差でマドリーに。バルサとしては苦しい敗戦となりました。クラシコは2017年夏のスーペルコパ以来の敗戦でした。通算成績での追い抜きもならず、、
スタメン
スタメンは以下の陣容です。
スタメンには、アルバが復帰。グリーズマンへのアシスト未遂もありました。センターバックコンビはピケとウンティティ。ウンティティはラングレからスタメンの座を奪い返したようです。右サイドバックはセメド。セメドはヴィニシウスとの対人でほぼ負けなしでした。ミスは失点シーンくらいだったと思います。
中盤はデヨング、ブスケツ、アルトゥール、そしてビダルでした。ビダルはナポリ戦に引き続き偽ウイングのような感じでした。前半はマドリーのプレスもそこまできつくはなく、パスの回りもよくいい出来だったと思います。後半、マドリーがギアを上げるとビルドアップがうまくいかず押し込まれる展開となりました。アルトゥールはパス回しの中心となっていて、ポゼッションに貢献していました。
前線は、グリーズマンとメッシ。グリーズマンは前半に決定機がありましたが決めきれず。この日はメッシも人間だったため攻め手を欠いていた印象が強かったバルサです。
交代はまずビダルに代えてブライトワイト。縦への推進力があり、一つ惜しいシーンもありました。何かやってやろうという野心が感じられ好印象です。そのシーンの直後、空いていたスペースを使われ、先制点をとられてしましました。
次は2枚同時交代で、ファティとラキティッチがIN。どちらも戦況を変えるには至らず、終了間際にマリアーノにダメ押しを沈められて万事休す。
感想
前半と後半でだいぶ戦況が分かれていた面白いゲームでした。前半いくつか惜しいシーンがあっただけに一つくらい決めておけば、どうだったでしょうか、、
読めない展開になるのがクラシコの醍醐味ですので、今回は運も味方しなかったということで仕方ないです。
ただ、クラシコに敗れ首位陥落というのは、クライシスの始まりを予感させますので何事もなければよいですが。
ではまた。