アルテタが迎撃すべきガナーズの課題 #1
どうも、クレのたーです。
今回は友達のグーナーに記事を執筆してもらいましたのでそちらを掲載いたします。
彼はグーナーであると同時にクレでもありますが、本記事ではアーセナルについての熱い思いを綴ってもらっております。
アルテタが迎撃すべきガナーズの課題 #1
こんばんわ、今回はグーナーとしてアーセナルついての考察を行なっていきます。
今シーズンのアーセナルのシーズン序盤は困難の連続でした。アーセン・ベンゲルの後任という難しい役割を担ったエメリが、2シーズン目の今季序盤から低空飛行のチームを立て直すことが出来ず解任。
ベンゲル時代の後期から緩やかな下降線を辿っていたチームの細い細い命綱が、プツンと音を立てて切れてしまったかのように思われました。
それでもシーズン途中から就任したアルテタは、監督初挑戦にも関わらず見事なまでに混乱を極めたチームを立て直しました。
しかしながら、まだまだチームとしてのクオリティが足りないのも周知の事実。
今回はアルテタ監督が今後迎撃すべきアーセナルの課題を紐解いていきたいと思います。
課題1 ウイングの攻撃力不足
今までのアーセナルは、サンチェスやウォルコット、さらに遡るとピレスやリュングベリと言った良質なウインガーを抱えるウイング富豪でした。
しかし、サンチェスを売却して以降アーセナルはワールドクラスと呼べるウイングをまだ手にできていません。
サンチェスとトレードでやってきたムヒタリヤンは、オーバメヤンとの連携を期待されていましたが、思ったほどの成果を残せませんでした。
イウォビは、曲面を打開する能力を持ってはいましたが、独力で得点まで持っていく破壊力という観点で力量不足を感じました。
現在のアーセナルのスカッドをみても、本色のウインガーと呼べるのは、高額な移籍金が足枷になっているニコラ・ぺぺと10代のサカ、マルティネッリの二人、そしてネルソンと言ったところです。
サカ、マルティネッリ、ネルソンの3人は将来性はとても感じますが、まだ調子のムラがあるなど若手としてじっくり育てていきたいと言った印象ですし、サカに関してはこのままLSBで大成しそうな雰囲気です。
ニコラ・ペペが本来の力を発揮できるようであれば半分は解決したと言える課題ではありますが、それでも左を若手だけに任せていては過密日程のプレミアで結果を残すのは厳しいでしょう。
今のアーセナルは、左にオーバメヤンを回すことでフロントスリーを形成することが多いですが、オーバメヤンはウイングとしては突破力に欠け、アシスト能力もほぼ皆無と言っていいでしょう。
このバランスの悪いフロントスリーを改善する事ができれば、今よりもさらに得点の香ばしい香りを醸し出してくれる事でしょう。
少し具体的な話をすると、左のウイングに、サカやティアニーといったクロスの得意なサイドバックと連携を取りながら攻撃ができ、守備にも献身的な選手を獲得する。マルティネッリの良きライバル兼お手本のような存在が望ましいです。
それによってオーバメヤンを中央で起用するといった形が理想的でしょう。
今回は課題の1つ目を紹介しました。
思ったより長くなりそうだったので、他の課題に関してはまた後日紹介したいと思います。
今回のウイングに関する課題について、自分なりの考えをお持ちの方はコメントにどんどん意見して頂くと光栄です。私の意見についての反論も遠慮なく、お待ちしております(_ _)