ゆるめに海外サッカーを楽しむブログ

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生粋のクレが思うバルサが抱える問題 #2

どうも、クレのたーです。

今回も前回に続きこれからバルサが向かい合わなければならない問題について語っていきたいと思います。

#1を読まれていない方はぜひそちらも読んでみてください。

問題2 ウイング問題

今のバルサが単調なサッカーになりがちな理由がこの問題にあると思います。

バルサの基本フォーメーションは伝統的に4-3-3です。ペップバルサ以降のスタイルではサイドバックが幅を取ることが当たり前となっていますが、やはりウイングによる仕掛けがないと攻撃が単調になりがちです。そういう理由からバルサのウイングには個の力で曲面を打開できるドリブルのできるウイングが適しています。

現在はメッシ以外に個の力で曲面を打開できるような選手がいません。今季はグリーズマンがウイングをやることが多いですが、ドリブルで仕掛けていくタイプではありません。

そういう観点でネイマールは最高の人材だったわけですが、パリに行ってしまいました。しきりにバルサ復帰の報道が流れていますがどうなんでしょうか。

コウチーニョバルサのサッカーに適応できずに今季バイエルンにレンタルされています。バイエルンは買い取る気はなさそうなので、来季の去就は不透明です。個人的には好きな選手なのでもう一度バルサのシャツを着てプレーをして欲しいんですけど。補強資金が欲しいバルサですので売却が濃厚でしょう。

デンベレはいかんせん怪我が多く、戦力として機能していません。体質とバルサの練習メニューがあっていないというような情報も流れていましたが、実際のところはわかりません。デンベレの獲得にはかなりの大金を注ぎ込んでいますし、その交渉でドルトムントとの関係も悪化しました。彼が継続的にプレーできるようにバルサの医療チームには最善を尽くして欲しい限りです。好調時のデンベレのドリブルは華麗ですし、ポテンシャルは十分だと思います。

今年現れた新星、アンス・ファティはトップチームで今年デビューしたばかりです。まだ17歳と若くこれからが楽しみです。ですが直近においてチームを一人で救えるほどの実力があるかと言うとまだまだ実績や信頼が足りません。この半年ほどでクレの心を掴んで愛されている選手なので、ぜひメッシ先輩のプレーを間近でみて勉強し、将来のエースとなって欲しいです。

補強するとなると一流のウインガーが必要ですので多額の資金が必要異なります。どちらかと言うとストライカーのほうにお金を使いたいのでこの夏の補強は厳しいでしょう。

これらの状況を整理するとデンベレが怪我から完全に復帰し、継続的にプレーできるようになることが今の最善に思えます。デンベレはセメドとの縦関係がいい印象なので使うとしたら右ですね。メッシを真ん中に置いてグリーズマンは左でしょうか。ただスアレスも帰ってくるとデンベレはベンチになってしまうような気もします。

なかなか前線の選手全員を起用できる状況が今季ありませんでしたし、セティエン監督がどういうチョイスをするのかもわかりませんので、とにかく全員が怪我から復帰し元気にプレーしてくれるほかないですね。

今回はウイング問題について語っていきました。このポジションについてはこの夏の補強もないでしょうし、デンベレの復帰が実質的な補強になりますね。

ではまた次回お会いしましょう。