チャンピオンズリーグ ベスト16 2nd leg ライプツィヒ完勝の理由を探る
スパーズを破り躍進したライプツィヒ
どうもお久しぶりです。クレのたーです。
チャンピオンズでライプツィヒがスパーズを破りベスト8に進出を果たしました。
ライプツィヒを率いるナーゲルスマンは、チャンピオンズのベスト8に進出した最年少監督になりました。ライプツィヒはナーゲルスマンの掲げるサッカーを完遂しての勝利。
今回はライプツィヒ完勝の理由を個人の見解で語っていきたいと思います。
躍動したザビッツァー
試合はザビッツァーのドッペルパックによって大方の勝敗が決まった印象でした。特に二点目は素晴らしい走り込みからニアをヘッドでぶち抜きました。ラムジーを彷彿とさせるような得点でしたね。守備でのプレスバックも素晴らしくまさに現代型のボックストゥーボックス。この試合のMOMは間違いなくこの人でしょう。
ラングニック流の守備を進化させたサイドでの守備
この試合で度々見られたのがサイドでの特徴的な守備です。
ライプツィヒのサイドでの守備は図のようにダイヤモンドで囲い込んでプレスをかけます。ライプツィヒはこの守備を90分間通して実行していました。これはラングニック時代にも同じような守備をしていまして、その時は6角形で囲みボールを奪う守備をしていました。ナーゲルスマンはこれをダイヤモンドにしてコンパクトに進化させました。それによってボールを奪い取った後のトランジションにおいて逆サイドに人を残すことができていました。
主力を欠いたスパーズ
この試合でスパーズは多くの主力を欠いていました。
大きかったのがケインとソンフンミンの不在です。前線で高いレベルでボールを収めることができ、得点に絡むことのできるエースのケインがいなかったことはモウリーニョにとって大きな痛手だったでしょう。また、ドリブルで相手の守備を剥がすことのできるソンフンミンを欠いたこともズパーズが単調になってしまった要因の一つでしょう。ルーカス・モウラは推進力はありますが、ゴールに向かうプレーが少ない印象です。
選手の交代でも切れるカードがありませんでした。
まとめ
ライプツィヒのサッカーはゲームモデルが細かいところまで練られており非常に興味深いです。ナーゲルスマンのライプツィヒがチャンピオンズをどこまで勝ち上がれるか期待も膨らみます。
コロナの影響で欧州サッカーの雲行きは怪しいですが、なんとかシーズン再開して欲しいものです。
今回は初めてバルサ以外の試合の解説をやってみました。ではまた会いましょう。